おじさんは予想外のタイミングで大志を抱く（運用実績と週間マーケットコメント2020/5/1）

2020年5月2日

◎ポートフォリオの運用実績（2020/5/1時点）

◇積立金額合計
1,250,000円
◇ポートフォリオ評価額
1,076,772円
◇損益
－173,228円（－13.9％）
◇各ファンドの週間騰落率
インド株式：＋6.0％
ヘッジHY債券：＋0.3％
Jリート：＋0.3%

※各ファンドや運用前提については「私のポートフォリオ」シミュレーション開始を参照してください。

今週のマーケットコメント

今週の世界の株式市場は総じて上昇しました。先進国はユーロ圏が大きく上昇した一方、米国は下落しました。新興国は大きく上昇、インドやブラジルが相場を牽引しました。

＜瞬解！一言まとめ＞
新型コロナ治療薬キタ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!なのか！？

◆主なプラス材料

新型コロナウイルスの治療薬開発が進展
各国中央銀行が金融緩和策の継続意思を表明
欧米における新型コロナウイルスの感染拡大ペース鈍化と経済活動の段階的再開

◆主なマイナス材料

相次ぐ市場予想を下回る主要経済指標、企業決算の発表
米中対立の再燃

◆ムササビ親分’s EYE

今週は、前週に続き経済・金融政策などの強力なプラス材料と市場予想を下回る経済指標や企業決算などの強力なマイナス材料が綱引状態となりました。そのような中、製薬会社のギリアド・サイエンシズが新型コロナ治療薬の臨床試験で「有効性を示した」と発表したことで、市場が上昇へと向かいました。

しかし、週末にかけて米中対立の再燃が新たな悪材料として加わったことで反落しており、来週のマーケットは地合いが悪い状態からのスタートとなりそうです。

引き続き、当面は値動きの荒い展開、そして数ヵ月スパンをかけて徐々に落ち着きを取り戻していく想定に変更はありません。足元は強力なマイナス材料とプラス材料が両立している非常に不安定な状態にあり、何かのサプライズがあると一気にどちらかに傾く可能性が高いと考えられます。そして、プラスとマイナスどちらのサプライズが出そうかと言われれば、マイナスだろうというのが私の見込みです。

こうしたマーケットにおいては、どちらに動いても迅速な対応が可能なポジションにしておくことをおすすめします。