週間マーケットコメントとポートフォリオ実績(2023年1月)

2023年1月29日

マーケットコメント(2023年1月)

ポート実績(2023年1月27日)

◇積立金額合計
2,900,000円

◇ポートフォリオ評価額
3,458,873

◇損益
+558,873円(+19.3%)

◇各ファンドの騰落率推移
・インド株式
第1週:-0.3%
第2週:-1.2%
第3週:-0.4%
第4週:-0.5%

・為替ヘッジHY債券
第1週:+0.8%
第2週:+2.0%
第3週:-0.2%
第4週:+0.3%

・Jリート
第1週:-2.5%
第2週:-0.3%
第3週:-1.6%
第4週:+2.7%

ポートフォリオ評価額と基準価額(2023.1.27)

※各ファンドや運用前提については 「私のポートフォリオ」シミュレーション開始 を参照してください。

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マーケットコメント(第1週)

今週の世界の株式市場は総じて上昇しました。先進国はユーロ圏を中心に買われました。新興国は中国や韓国を中心に買われました。

マーケット騰落率(2023.1.6)

◆主なプラス材料

  • 米雇用統計で平均時給が市場予想を下回ったこと
  • 米長期金利の低下
  • ISM非製造業景況感指数が市場予想を下回り、米利上げ鈍化の支援材料と受け止められたこと。
  • 市場予想を下回るユーロ圏消費者物価指数
  • 中国経済の回復期待の高まり

◆主なマイナス材料

  • ADP雇用統計が市場予想を上回り、インフレの継続観測が高まったこと
  • FOMC議事要旨で金融引き締めの継続方針が改めて確認されたこと

<ムササビ親分のみ・か・た>

今週は、前週の予想通り買い材料が優位となり週末にかけて急上昇する展開となりました。

まず、なんといっても最初にコメントすべきは週末に発表された米雇用統計でしょう。結果は、非農業部門の雇用者数が前月比22万3000人増で市場予想の20万人増を上回った一方、平均時給が前月比0.3%増と市場予想の0.4%増を下回り、賃金インフレ鎮静化が示唆されました。同日発表されたISM非製造業景況感指数が市場予想を大きく下回り、FRBが利上げを鈍化させる支援材料になると受け止められたことも買いの手掛かりとなり、この日は大きく上昇しました。

また、ユーロ圏の消費者物価指数の上昇率が市場予想を下回ったことや、中国政府が新型コロナ防疫措置を緩和する動きから中国経済の回復期待が高まったことなども相場を支えました。

次週は、10日(火)のパウエルFRB議長の発言、12日(木)の米消費者物価指数(CPI)などが注目材料となるでしょう。私のポジションの話をすると、日経平均は月曜の米国株式市場次第ではありますが、今のところ上昇して始まる確率が高い状況です。ファンダメンタルズ的にはまだまだ回復局面は先と見ているため、26,500円辺りをターゲットにベアポジションの開始を検討しています。

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マーケットコメント(第2週)

今週の世界の株式市場は総じて上昇しました。先進国はユーロ圏を中心に買われました。新興国は韓国を中心に買われました。

マーケット騰落率(2023.1.13)

◆主なプラス材料

  • FRBが次回FOMCで利上げ幅を縮小するとの見方が強まったこと

◆主なマイナス材料

  • 米主要銀行が発表した決算で経済の先行きに慎重な見方を示したこと

<ムササビ親分のみ・か・た>

今週は上昇しましたが、その要因は前週注目材料として挙げたパウエルFRB議長の発言と米消費者物価指数(CPI)の発表を経て「FRBが次回FOMCで利上げ幅を前回の0.5%から0.25%に縮小するとの見方が強まった」。これに尽きます。

まず、スウェーデンで開かれた国際会議におけるパウエル議長の発言について、「最近のFRB高官による利上げ継続に前向きな発言を踏まえると、特にタカ派的というほどの内容ではなかった」と受け止められました。

また、米CPIについては前月比0.1%下落と市場予想通りとなり、無難に通過したことがポジティブに受け止められました。

加えて、13日にミシガン大学が発表した1月の米消費者態度指数(速報値)で、消費者が予想する1年先のインフレ率が4%と2022年12月の4.4%から低下しことも、FRBが利上げペースを緩めるとの見方を強めました。

次週の注目材料は、18日(水)の日銀金融政策決定会合米小売売上高米卸売物価指数(PPI)と発表が水曜日に集中しているので、それを意識して動く必要があります。特に、日銀金融政策決定会合はドル円レートにも大きな影響を与える可能性があるため、注意しましょう。

私のポジションについては、米国株の上昇と比較して日経平均があまり反応が良くなかったため、残念ながらベアポジションを開始できませんでした。週明けは大きく下がって始まる事が予想されるため、エントリータイミングを逃した感はありますが、日銀金融政策決定会合を控えて、上にも下にも大きく動く可能性があるため、いつでも動けるようにウォッチしていきたいと思います。

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マーケットコメント(第3週)

今週の世界の株式市場は総じて下落しました。先進国は日本が買われたものの、欧米が売られて下落ました。一方で、新興国は中国を中心に買われて上昇しました。

マーケット騰落率(2023.1.20)

◆主なプラス材料

◆主なマイナス材料

<ムササビ親分のみ・か・た>

今週は好悪材料入り混じるマーケットでした。

まず、12月の米PPIが前月比0.5%低下し、市場予想0.1%低下を下回ったことが、FRBの利上げペース鈍化の支援材料になると好感されました。また、日銀金融政策決定会合で現状の金融緩和が維持されたことや中国のゼロコロナ政策終了などを背景に、日本株式市場や中国株式市場が買われたことが世界株式市場を支えました。

一方で、12月の米小売売上高が市場予想を下回ったことや、米新規失業保険申請件数が市場予想に反して減少し、労働需給の逼迫が意識されたことなどがマーケットの重しとなりました。

次週の注目材料は、26日(木)の10-12期米実質GDP(速報値)、27日(金)の個人消費支出(PCEデフレーター)などが挙げられます。2月1日のFOMC直前の材料になるため、数値とその後のマーケットの動きはしっかりとインプットしておきましょう。

私のポジションについては、前週想定した通り日銀金融政策決定会合で日経平均が大きく反応し、しかも上に動いたため、少額でベアポジションを開始しました。次週は、先物の動き的に週明けから今週の高値を超えてくる可能性もあるため、ベア積み増しチャンスをうかがいたいと思います。

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マーケットコメント(第4週)

今週の世界の株式市場は総じて上昇しました。先進国は日本を中心に買われました。新興国はインドが売られたものの、韓国が買われて上昇しました。なお、中国と台湾は春節で週を通して休場でした。

マーケット騰落率(2023.1.27)

◆主なプラス材料

  • 市場予想を上回る米実質GDP
  • 市場予想を上回る決算を発表したテスラの大幅上昇
  • 米利上げペース鈍化期待が高まったこと

◆主なマイナス材料

特になし

<ムササビ親分のみ・か・た>

今週はFRBの利上げペース鈍化期待が高まったという土台に、多くの好材料が乗っかって非常に堅調な展開となりました。

前週注目材料として挙げていた、米実質GDP(速報値)は前期比2.9%増(年率換算)と市場予想の2.8%増を上回り、好感されました。また、同じく注目材料として挙げていた、PCEコア・デフレーターが市場予想と一致し無難に通過したこともマーケットを支えました。

個別株ではテスラが決算発表で売上高、利益ともに市場予想を上回り、週間で+33.3%と大幅上昇し、世界株式市場の上昇に大きく寄与しました。

次週は、いよいよ2月1日(水)にFOMCがあります。月初であることから、同日にADP雇用統計ISM製造業景況感指数なども発表されますが、今回はFOMCに集約された動きになりそうです。2月3日(金)には、米雇用統計ISM非製造業景況感指数の発表もありますが、こちらはその次のFOMCにおける利上げ見通しに影響を与えるでしょう。

また、ユーロ圏についても1月31日(火)の10-12月期GDP(速報値)、2月1日(水)の消費者物価指数、2月2日(木)の政策金利発表と注目材料が目白押しです。

さらに、個別株では2月1日(水)にメタ・プラットフォームズ、2月2日(木)にアップルアルファベットアマゾン・ドット・コムなどの決算発表もあり、次週は目が離せない一週間になりそうです。

FOMCについては、利上げ幅が0.25%に引き下がる期待は今週の上昇でほぼ織り込まれたと見ているため、どちらかと言うとネガティブサプライズや好材料出尽くしのリスクの方が高いと見ています。それに対して、個別株の決算がどうなるかがマーケットを下支えるカギとなるでしょう。

最後に、私のポジションについてですが、前週想定した通り日経平均が大きく上昇したため、ベアポジションを積み増しました。少なくとも3ヵ月程度は上値の重い展開になるとの見方に変わりはありません。このため次週、想定に反して上昇した場合でも、慌てずに更なるベア積み増しを検討したいと思います。

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