守るべき唯一のポイント

2018年7月28日

唯一の方法

「勝つまで続ける」

以上終了。なわけですが、「勝つまで続ける」のにもある程度コツがあるので、そこのところをもう少し詳しく解説します。

「勝つまで続ける」の反対は「負けて止める」です。負けた状態で資産運用を途中で止めてしまうケースは、大まかに以下の3つが考えられます。

  1. 投資資産の価値が(主に倒産などで)ゼロになってしまうケース
  2. 運用の途中で資金が必要となり、半強制的に売却してしまうケース
  3. 損をして自ら売却してしまうケース

いずれのケースもやってはいけないタブーなわけですが、その内どのケースが “たちが悪い” か順位をつけるなら、3→2→1の順番でたちが悪いケースとなります。

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それぞれの対処法とは

まず、1番目の「投資資産の価値がゼロになってしまうケース」。これは運用手法によってほぼ回避することが可能です。

次に、2番目の「運用途中で資金が必要になってしまうケース」。これについては、売却タイミングによって必ずしも損をするわけではありませが、「負けて止める」可能性がある以上、資産運用において、意図しない売却は極力避けなければなりません。

これを避けるためには、自分のライフプランを立てて、あらかじめ大きな出費を把握する必要があります。これはファイナンシャルプランニングの分野と大きくかかわり、資産運用を考える上でとても大切なことなので、別途取り上げたいと思います。いずれにせよ、ライフプランを立てることで意図しない売却をある程度避けることが可能です

そして最後に、3番目の「損をして自ら売却してしまうケース」。これが「勝つまで続ける」ことに対する最大の障害と言っても過言ではありません。なぜなら、このケースに関してはテクニックでカバーすることができないからです。

負けるのは「当たり前のこと」

前回の記事(参照記事:負けないための心構え)でも説明しましたが、資産運用にはどうしても「短期での勝った負けた」が付いて回ります。この短期の値動きで勝とうとするなら、相応の知識を身に着け、常にマーケットに張り付いていなければなりません。短期の場合は「誰かが勝てば、誰かが負ける」世界ですから、何の知識も持たずに同じ土俵に立ったら、いいカモにされるだけです。

そうは言っても、人間負けている時には不安になるもの。そういう時は自分がどのように儲けるつもりだったのか、一度原点に立ち返ってみてください。「長期的に高い利益を産み出せる資産に投資することでその対価を得る」ことが目的なわけですから、それ以外の値動きは「短期で勝負している人達がマネーゲームをしているノイズ」と割り切りましょう。

資産価格上昇のイメージ

適度にほったらかすことが重要

これはあくまでも私の経験則なのですが、「負たから売る」という判断は結果的に悪手である場合が多いです。そして、これは投資のプロにも当てはまります。理由は簡単で、値下がりして慌てて下す “売り” の判断より、きちんとした分析や調査などの裏付けを基に行った最初の “買い” の判断の方が、だいたいにおいて正しいからです。

ここまで色々と回りくどくなってしまいましたが、資産運用を「勝つまで続ける」ための最も重要なコツは、ズバリ「負けているときのメンタルケア」なのです。価格を何度もチェックしたところで、それが値上がりに繋がることはありません。一度 “買い” の判断を下したのなら、後は適度にほったらかして、値上がりするのを待ちましょう。

そして、『負けない資産運用の王道』では、負けているときのメンタルケアに役に立つ投資手法として “積立投資” を取り上げたいと考えています。「なぜ積立投資なのか」は今後の記事で詳しく解説しますので、積立投資のメリット・デメリットをきちんと理解したうえで、積極的に活用してもらえればと思います。

実際に資産運用を始めると、投資資産が値下がりする局面は必ず訪れます。そんなときは是非この記事を思い返し、「最初の “買い” の判断は正しいんだ」と自信を持って資産運用を続けてください。

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