【2019年最新】ふるさと納税の仕組みから返礼品の選び方まで全て解説(図解付き)

2019年10月23日

ふるさと納税
  • ふるさと納税を始めたいけどやり方が分からない
  • 仕組みを知っていくらお得になるのか知りたい
  • どの返礼品にすればいいか迷って決められない

ふるさと納税は仕組みが複雑なのできちんと理解するのはなかなか難しいと思います。そこで、この記事ではその仕組みを図解で分かりやすく示し、控除額の推定方法から返礼品の選び方まで、まるっと解説したいと思います。

また、この記事では「ふるさと納税の返礼品で生活費を浮かせる」ことを主眼としています。生活費を浮かせて運用資金を作り、更なるリターンを狙いましょう。

この記事の目次です。

  • 基本的な仕組みを知ろう
  • 結局いくら得する?
  • 返礼品の選び方
  • 確定申告を省く方法
  • 実際に寄付する前にすべきこと
  • 住宅ローン控除と併用は注意
  • 年内に間に合わせるには?

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基本的な仕組みを知ろう

「ふるさと納税とは何か」を大まかに説明すると以下のポイントにまとめられます。

自治体に寄付することで、返礼品がもらえる
→寄付金は2,000円を除いて、税額控除という形で返還される
→つまり、うまく活用すれば実質2,000円で返礼品がもらえる

2,000円を除いた残りの金額が税金として返ってくるから、「実質2,000円で返礼品がもらえる」とよく言われているわけです。

そして、押さえておきたい注意点も3点にまとめておきました。

  1. 所定の手続きが必要(確定申告orワンストップ特例制度)
  2. 得する金額は「寄付金-2,000円」ではなく「返礼品の金額-2,000円」かつ上限あり
  3. 還付金としてお金が返ってくるのは一部で、大体は住民税が安くなるという形で返還される

ふるさと納税のポイントと注意点

あくまで「ふるさと納税で節約する」という観点で書いていますが、上記さえ理解しておけば「こんなはずじゃなかった」は避けられると思います。

また、この記事は全体を通して「ふるさと納税以外、寄付金控除を受けていないこと」が大前提となることも注意してください。

結局いくら得する?

ふるさと納税を始めるにあたり、まずは大体いくら得するのかを調べます。

下の図は給与収入のみの人のザックリとした上限額が分かる早見表です。2,000円を除く全額が税額控除の対象となる、ふるさと納税額(以下、上限額と書きます)が大体いくらなのかを確認しましょう。

ふるさと納税の全額控除額早見表

大体の金額が分かっていると返礼品も選びやすくなります。大体の金額を把握した後、自分の条件に当てはめた正確な金額を割り出せば、それが間違っていないかの確認にもります。

返礼品の選び方

上限額が分かったら、それに合わせた返礼品を選びます。節約という観点から、返礼品は次の点を考慮して選ぶとよいでしょう。

  • 無駄なく消費し切れるもの
  • 生活費換算で高額なもの

2点目について補足すると、例えば、返礼品が高級なお肉だったとしても、普段買っているお肉の代わりに食べるのであれば、そのお肉の金額で換算するということです。今回の目的はあくまで「2,000円でいかにお金を浮かせて運用資金を作るか」であって、「2,000円でいかに贅沢するか」ではありません

そうなると、必然的に米や調味料、酒といった日常的に消費するものに返礼品が絞られてくると思います。もちろん、「うちは毎月給料日は奮発して豪華な食事をつくってる」なんて人は、その代わりとして買う場合、高級食材も日常的に消費するものと考えられるでしょう。

そして、気になる「どこで買えばいいか」ですが、2019年6月1日よりふるさと納税に関する新制度が開始し、高還元率や商品券などの「とりあえずこれにしておけば間違いない」といった返礼品は完全になくなりました。返礼品に関してはドングリの背比べとなった今、お得にふるさと納税を活用するためには「どこのサイトで買うか」が最も重要になります。

そして、こうなってしまうと 楽天市場 の一強と言わざるを得ないでしょう。

「楽天お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」のショップ買い回りで “1ショップ” としてふるさと納税を組み込み、「毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍」などのキャンペーンを複数併用することで、寄付金額の10%以上の楽天ポイントを獲得することも可能となります。

ちなみに、他のサイト(ふるさとプレミアム 等)では「アマゾンギフト券プレゼントキャンペーン」等を行っています。2019年10月23日時点では最高3%ですが、時期によっては還元率がアップしていることもあるため、チェックしてみるといいでしょう。

いずれにしても、安定的にお得な 楽天市場 はおすすめです。

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確定申告を省く方法

ふるさと納税でどれくらいのお金が浮くかイメージできたところで、確定申告の手間を省くワンストップ特例制度について解説したいと思います。

ワンストップ特例制度は、寄付した自治体に次の書類を送付することで確定申告を省くことができる制度です。これを利用した場合、すべて住民税の控除となります(所得税の還付はなくなりますが控除額は同じです)。

  • 申請用紙:寄付金税額控除に係る申告特例申請書
  • マイナンバー確認書類:マイナンバーカードの裏面やマイナンバー通知書などのコピー等
  • 本人確認書類:マイナンバーカードの表面や免許証などのコピー等

そして、制度が適用される要件は以下の通りです。

  • 確定申告をしないこと
  • 寄付する自治体が5つ以内であること(同じ自治体に複数回寄付する場合は1つとしてカウント)
  • 寄付するつど、必要書類を各自治体に送付すること

例えば、年収2,000万円以上の人や医療費控除を受ける人などは確定申告を行う必要があるため、ワンストップ特例制度の申請が無効になります。その場合は、確定申告で改めてふるさと納税額を申告しなければなりません。

申請用紙は以下から印刷可能ですが、自治体によっては異なる場合もあるため、各自治体に確認したうえで利用してください。

総務省:寄附金税額控除に係る申告特例申請書

また、必要書類提出の締め切りは翌年の1月10日(必着)ですので、余裕をもって郵送しましょう。

必着

実際に寄付する前にすべきこと

さて、先ほど早見表でザックリとした上限額をみたわけですが、所得控除などの条件によってはかなり上限額が変動します。このため、実際にふるさと納税を行う前に必ず自分の条件を当てはめた上限額を調べておきましょう。

所得税・住民税簡易計算機

こちらは所得税や住民税を計算するサイトですが、合わせて上限額である ”推奨ふるさと納税額” も算出してくれます。このサイトを利用すれば、かなり正確な上限額が計算できます。しかし、そもそも入力する数値自体が見込みの値なので、上限額を超えて寄付することのないよう、収入は少な目に、所得控除は多目に見込んでおくことで、上限額を少なく見積もっておくとことをおすすめします。

上限額を超えてしまった場合、「超えた金額×(90%-所得税率×1.021)」が追加で自己負担となります。

住宅ローン控除と併用は注意

また、ふるさと納税と住宅ローン控除を併用する場合、一部の人は住宅ローン控除額が減ってしまう可能性があります。具体的に、併用することによって控除額が減ってしまう可能性があるのは「①確定申告をする人で、➁住宅ローン控除が制限額を超えている、もしくは制限額ギリギリの人」です。ちなみに、➁については所得税率が20%以下(所得税の課税所得が695万円以下)の人しか実質的に当てはまりません。

住宅ローン控除の制限額を計算するには下図を参照してください。住宅ローン控除は「所得税→住民税」の順に控除されますが、控除に制限額があるのは住民税です。

住宅ローン控除の制限額の計算

実際、住宅ローン控除額が減ってしまう場合、ふるさと納税をやめるべきかどうかを検討する必要がありますが、「今のところやめる必要はない」というのが私の考えです。

なぜかというと、減ってしまう金額は最大で「寄付金×所得税率×1.021」だからです。前述したように、実質的に当てはまるのは所得税率が20%以下の人であるため、現時点では、減額分以上に返礼品によってお金を浮かせることは十分可能といえます。

年内に間に合わせるには?

ふるさと納税は、寄付をした自治体から送られてくる「寄付金受領証明書に記載されている受領日」によって何年の分の控除となるかが判定されます。

一般的に受領日は、自治体が寄付金を受け取った日(クレジット決済や口座への入金が完了した日)となるので、支払い方法によってはギリギリまで年内の分の控除とすることができます。ただし、自治体によっては、12月早めに締め切りを設定している場合もあるため、事前に確認をするのが確実でしょう。

最後に、ふるさと納税を行った後、実際にお金が浮くのは翌年になります。どの時点でお金が浮いたとみなして、資産運用を始めるのがいいかは人よって異なりますが、ふるさと納税を行ってから実際にお金が浮くまでには相応の期間が空くことには注意が必要です。

ふるさと納税はポイントを押さえて活用すればかなりの金額を浮かせることができるため、『負けない資産運用の王道』が目標とする「年間21万円の運用資金作り」にグッと近づくことができるはずです

国の要請により、ふるさと納税の返礼率はどんどん引き下がっています。思い立ったが吉日、さっそく始めてみましょう。

 

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